こんにちは、しょうこです。
ブログを書くのは、とってもお久しぶりです。
みてくださって有難うございます。
今日は、お知らせがあります。
2021年3月31日に、「株式会社CREIT(クレイト)」を設立しました。
CREITは造語になるのですが、「きっかけをつくる」という想いを込めています。
(今日のブログは長くなりそうですが、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。)
まずはじめに、CREITの前身となる「くまバリ」の話をさせてください。
2019年「心のバリアフリーを広めたい」という想いで、活動を始めたのが熊本バリアフリープロジェクト「くまバリ」です。
活動を通して私は、「心のバリアフリー」=「人の優しさ」を伝えたいと強く思っていました。
なぜなら私が「人の優しさ」に救われて、「人の優しさ」に背中を押されたから。
バリアだと思っていたところが、人の優しさによってバリアフリーになる。こんな素敵な体験をしたら、「もっと外に出ていこう」と勇気をもらえますよね?だから「優しさで溢れた素敵な場所があるんだよ」と発信することで、同じような立場の方の背中を押せるかもしれない。そんな風に思っていたんです。
ぼちぼち、色んなお店に出向いてブログを書いていこうかな…と。
でも、ある人に出会って「くまバリ」の方向性と私の考え方はガラリと変わりました。もちろん良い意味で!
その「ある人」とは、きっとみなさんご存知の「株式会社 映gent Ro.man代表で、我らがCREITの取締役 中川典彌(ふみや)さん」です。自身のことを「思い出クリエイター」と呼ぶ、一見怪しいけど、会う人みんな(男女問わず)を一瞬で虜にする性格を持つ爽やかイケメンです。笑
色んなところで語っているのですが、ふみやさんが独立し、映像を始めて一発目に作ったAOZORA HAIRのPVに惚れて、私から「くまバリのPVを作ってください!」と声をかけたのが、出会いのきっかけです。
初めてお会いした時のことは今でも忘れられなくて、「バリアフリーって大切だよね!」「PVだけと言わず、一緒に活動したい」と熱く語ってくれて、日常にバリアを感じてないはずなのに、なんでそんなに自分ごとのように思えるんだろう。と、不思議にも思えたし何よりとても嬉しかったです。
そして私は思いました。
バリアフリーに馴染みのない方たちにバリアフリーの大切さを届けることができたら、もっと世界は変わるかもしれない。
”心のバリアフリー”を伝えたい想いは変わらず、バリアフリーを必要としていない人たちにも届けたい!そうして私たちの発信は「障害がある方」「ベビーカーを押すパパママ」「高齢の方」だけではなく、『全員』に届けられるように頑張ろう!となったのです。
ブログで発信をしたり、講演をしたり、色々と試行錯誤をしていく中で大きな転機となったのは「YouTube」でした。
くまバリの活動の一環として開設した「しょうこちゃんねる」は、今では6万人と多くの方に登録していただいており、トータル840万回も再生。自分の想像を遥かにこえる数字に今でも驚きを隠せません。本当に有難うございます。
YouTubeを通してたくさんの人と出会い、学びがあり、そして多くのコメントに勇気づけられました。
くまバリの活動を始めてもうすぐ2年が経とうとしていますが、この2年はあっという間でとてもとても濃い時間だったなと思います。そして、活動していく中で「確信」に変わったことがあります。
それは、「心から始まる可能性」と「伝え続けることの大切さ」です。
“「行きたい」と思った場所にバリアがあった時「抱えてもらえたりしますか?」と勇気を出したら、店員さんが「ウチはバリアフリーじゃないけど、こんな風にしたら車いすの方も来れるんですね。有難う。」と言ってくれた。”
“身障者用の駐車スペースはないけど、管理人さんが常にいる駐車場に話をしてみたら、「事前に連絡したら広い場所を確保するし、広いところで降りてもらって駐車のお手伝いします」と言ってくれた。”
“くまバリの活動を応援してくれてた人が、カフェをオープンするときに、バリアフリーのトイレにしてくれた。”
“YouTubeを見てくれた人が、「困っている人を見かけたら勇気を出して声をかけてみます」と言ってくれた。”
例を挙げ始めたらきりがありませんが、発信や出会いをきっかけに、誰かの心に留めることができて、そこから「バリアフリー」へとつながっている。少しずつではありますが、私たちをきっかけに「バリアフリー」な空間が生まれる・生まれた場所がありました。
それが今では、熊本県のみならずYouTubeを通して全国へと広がっているのを実感しています。
本当に本当に嬉しいです。
そして、ありがたいことに商品開発などのお声がけをいただいたのも一つの起点となり、もっともっとこの活動に力を入れていくために事業として展開していこう!と、頼りになるふみやさんに相談をして、会社を立ち上げる運びになりました。
それが、株式会社CREITです。
くまバリがCREITとなって生まれ変わる!と思ってください!!
全然社長ぽくないし、頭の回転遅くてゆったりしてるし、不安もたくさんあるけど、心強い取締役や支えてくれる仲間がいるので頼りながら、だけど頼ってばかりではなく私も良い存在になれるように頑張りながら、、熱い想いを胸に、私らしくやっていきます。
今現在、CREITでは、複数のプロジェクトが動いており、そこにはたくさんの人の想い(力)が集結してます。「バリアフリー」をきっかけに繋がれた方達とのプロジェクト
CREIT × ◯◯◯◯
まだ完成していないけど、そこから生まれる”モノ”一つひとつに「きっかけ」があり、「物語」があります。CREITだけでは成立しないものばかりなんです。私がずっとやりたかった「商品開発」も進んでいます。
楽しみにしていただけると嬉しいです。
最初にお伝えしたように、「CREIT」には「きっかけをつくる」という想いが込められています。
まずは「バリアフリーを”知る”きっかけをつくりたい」
日常にバリアを感じながら生きている人がいること
小さな段差ひとつ越えるのも大変なこと
広い駐車スペースが必要な理由
心のバリアフリーで解決できるバリアもあること etc…
「知る機会がなかっただけで、知る”きっかけ”さえあれば、何か変わるかもしれない。その”きっかけ”が大切なんだ!」と、発信を続けてきて思いました。
私たちの発信を通して、何かを感じ取ってくれた方。バリアフリーのことを考えてくれた方。行動に移してくれた方。前向きになってくれた方。頑張ろうと踏ん張ってくれた方。
すでに、誰かの、何かの”きっかけ”になっていたら嬉しいです。
終わりに、
「くまバリ」や「しょうこちゃんねる」に出会ってくれた方。今このブログを見てくださっているあなた。本当に、ありがとうございます。「やること・想い」はこれまでと変わりませんが、これからは「CREIT」としてさらにパワーアップしていけるよう、頑張ります!
ウェブサイトも夏頃には完成予定で、これまためちゃくちゃ凄いウェブサイトになりそうでとてもワクワクしています。今回初めてこのブログでのご報告になるので、今「CREIT」と検索しても私たちの情報は出てこないので、色々と完成したらまたご報告させてください。
いつも応援してくだる皆さんに、感謝の気持ちを込めて、ご報告とさせていただきます。
株式会社CREIT 代表取締役 高橋尚子

CREITを共に盛り上げてくれる仲間をご紹介
中川典彌(なかがわふみや)
株式会社CREIT 取締役
株式会社映gent Ro.man 代表取締役
WEBサイト:https://agent-roman.co.jp
医療IT企業でSE・プログラマーとして活動し、2019年に独立。
その後、「人生の分岐点づくり」をテーマに掲げた株式会社映gent Ro.manを設立し、
独学で学んだ動画制作を中心に、空間・音・商品などをミックスさせた感動体験の提供や
一生の思い出づくりのサポートを行っています。
最近では、有形文化財に登録されている熊本のビルに「貸切映画館」をつくり、
大切な人から大切な人に送る「OMOIDE MOVIE」を貸切上映するサービスも開始しております。
そんな私が会社を設立して間もない頃に、CREIT代表のしょうこちゃんに出会い、
「心のバリアフリー」の存在を知ることに、、
その時の”胸にグサっと刺さる不思議な感情”は今でも覚えていて、
僕の中で大きな気づきとなり、共に活動することで成長していきたいと強く思いました。
しょうこちゃんという強く生きる一人の人間に、
「バリアフリーを知るきっかけ」「考えるきっかけ」「人生を変えるきっかけ」をもらった瞬間でした。
あれから2年、
しょうこちゃんやバリアフリーを通じて出会う方々から
多くの学びや熱量、価値観をいただいており、
それと同時に「知ることからの可能性」を肌で感じております。
すべてのことに言えますが、
知っているのと、知らないとでは大きな差が生まれます。
知ることで私たちの行動は変わり、人生も豊かになります。
元々、バリアフリーや福祉に対して何の知識もない私でも、
自分なりの視点で、新しい解釈で、行動に移すことにより、
多くの人を巻き込み、世の中のあらゆるバリアを「ポジティブ」に剥がしていくための力になれると確信しております。
チーム「CREIT」 一丸となって活動してまいりますので
どうぞよろしくお願いいたします。
知るきっかけをつくる、
一人ひとりが考え行動するきっかけをつくる。
それが、バリアフリーの実現へと繋がると信じて。
そして、その実現と私たちの存在が、
誰かの一歩踏み出すきっかけになることを願って。
CREIT Inc.